子供のこころ
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子供の成長に合わせた『心』の変化ってどんなもの? 幼児期の人間関係赤ちゃんから、乳時期はまだ個の確立も始まっていない時期です。お母さんと自分(自分が在るのかも?) は同じ。お母さんと自分は同じものなんです。これがちょこっと知恵が付いて来るのが 幼児期この頃になってくるとだんだん、お母さんと自分は違うもの? と言う母子分離の感覚が始まります。やっと自分と言う存在に気が付く訳です 。ここで言う分離は肉体的なもので、体の造りが違うとか、お母さんと自分は個別の存在であると言う認識の事。 そして、この事は幼児には大変な喪失感を伴う事になります。今まで同じと思っていたものが、 実は違う別々のものだった訳ですから、そこで何とかバランスを取ろうとして反抗期が来る訳です。 攻撃的だったり反抗的なのは、内に在る不安から何とか自分を守る為の防衛本能とも言えます。 児童期の人間関係大体10歳くらいから、親と自分の考え方は違うと言う事に気づきはじめます。それまでは親が言う事は絶対でしたが、親が言う事と自分が思ったり考えている事に違いが在ると気がつき はじめるので、『自分』と言うものを自覚し始める時期です。 他人と自分の考え方が違うと分かって来るので、相手を思い遣る気持ちが出て来ます。 親の背を見て子は育つの言葉通りで、この時期の子供は親の他人との関わり方を見て自分なりの人間関係を 形成して行きます。言わば、親の人間関係がそのまま子供の人間関係に関係して来るのです。 子供は親を手本として、まねをする事で、他人との関わり方を学びます。 今の子供は人間関係指数が低いと言われていて、いかに他人と共存出来ていくかが課題です。 同じ相手に対しても会っている時と離れた場所での親の態度が一貫していないと言うような場面を見たら、 子供は人間関係とはこういうものなのだ、と言う認識を持って人間関係をつくる基本としてしまいます。 用は、親の在り方がそのまま子供の人間関係を作ると言って間違い在りません。 人間関係はどんな時に学べるのかと言うと、例えば家に人を呼ぶような親の行事に子供を巻き込んで行ったり、 人に何かをする事を体験させたり(例:接待とか)人と共同でやる喜びを体験させてあげる事が、 人間関係を学べる方法の一つです。 小学生くらいの友人関係は、横のつながりと言った感じで 大変薄っぺらい物です。 真の友情が作れるようになるのはもう少し後になってから、 しかし、友達と遊ぶと言う事はとても良い事なので、どんどん機会を作ってあげるのが良いでしょう。 この時期は多少痛い目に合うのも覚悟しなければなりません。(精神的にも) 喧嘩も思いきりやらせる方が良いです。喧嘩の体験をしなければ、手加減する事も学べませんし、 相手がどんな気持ちなのかと思いやる機会も失ってしまいます。 が、しかし放っておくのでは無く見守ると言う事が大切なのです。身の危険(得に命に関わる事) には断固とした態度を取らなければならないでしょう。 そんな時は大人がちゃんと自分の意見を言える事が大切なのです。 12歳前後で再び反抗期を迎えます、自分と言うものを知りはじめる段階なので、 自分には出来る事と出来ない事があると言うギャップに悩む事になります。 今までは、自分では何でも出来ると安易に思っているのですが、それが他人と比較する事によってそうでは 無い自分と向き合う事になり、心が不安定な状態になるので、そんな気持ちを親は汲み取る事が重要です。 親も力を入れる所はいれて、引く所は引くと言う事が時にはとても大切なのです。 親のこうなって欲しいばかりを強要せずに子供が自らその事を乗り切れるように黙って見守ると言う事が 子供の自立を促す事になるのです。 余談ですが、小学校の高学年の子と一緒にTVを見るのは、 良いですよ。 TV情報は一方的に情報を流します。主張や思想など価値観までも一方的に与えてしまいます。 子供はそれを鵜呑みにしてしまうので、一緒に見ていて親(私達)の意見を言うのが良いと思います。 物事にはいろいろな見方が在ると言う事を、そんな所からも学べるからです。 今の子はまとめる力が無いそうです。個々(国語とか算数と言った個別の教科)の理解力は在るけれど、 それらを結び付けられないのです。素材は在るけどアレンジする力が無い。 これは親が教えて行かなくてはならない様です。 青年期の人間関係中学の後半当たりから〜の青年期の心の中は常に葛藤状態であると言えます。体も大人の体に変化をする時期でもあり、この頃から自分自身はどう在りたいのか?どう言う生き方をして行く のかと言う事を決めて行く大切な時期でも在ります。 この時期は多くの矛盾見ています。 親の中にある矛盾、社会が与える矛盾。特徴として、良いのか?悪いのか?と言う問いかけや態度が多く 見られます。 この時期他人を裁くと言う事もするようになって来ます。自分の中の矛盾、葛藤と闘う訳です。 体は大人の体になろうと変化をして来るし、自分の弱点などを悩みとして持ったり、心も体もバランスを崩して いる時期です。 当然、反抗的になっていくので、高校になるあたりから、また反抗期が始まります。 この時期の子供には何も言わずに自分の事は自分で考えるをさせてあげたいです。 いかに自立して行くかがテーマです。 この時期は価値観を学んで自分の在り方を模索している時なのです。 親がとやかく言わない方が良いと言うかもうそう言う時期では無いのです。 子供の事をあ〜でも無いこうでも無いとは言わずに。黙って美味しい御飯を出す方が良いのです。 もし何か話をするのなら、親が自分自身の事や、一緒に見た映画の話などをして、お互いの理解を深めたり 分かりあったり、違う意見も在る事を学んで行く良い機会になるでしょう。 この頃の子供にとって、友人は親よりも重要な存在です。 この時期に出来た友達は親友になる事でしょう。 親から見て望ましく無い友人と居たとしても、本人が望むならその子の判断に任せるのが良いです。 しかし!! 命に関わる事は、止めさせなければなりません。(麻薬などの薬物、暴力事件、いじめなど) ここだけは譲らずに親も意志をしっかり持つ事。 体の成長とともに異性にも興味を持ちはじめます。性的葛藤もかなり在るでしょう。 感心を持つ事を止めないように、この時期この事を上手く処理出来ないと、 性犯罪に走ったりする事も在るのです。 だからもしもベッドの下に性関係の本を見つけたとしても 見てみぬふりをして、見守って上げて下さい。 青年期は矛盾に出会ったばっかりで、強がったり、弱い自分を見たりして、大人っぽさと子供っぽさの 同居が当たり前、子供は毎日矛盾だらけの葛藤の日々を過ごしているのだと言う事を理解する必要が在る。 私達親は、子供に感情が在る事を理解する必要が在る。 生きると言う事は感情とどう付き合うかである。 |
親の接し方による子供の性格への影響
| 親の接し方 | 子供の性格の傾向 |
|---|---|
| 支配的な態度 (コントロール) |
内向的 自立しない 見た目は温和 |
| 構い過ぎ | 幼稚 甘え 神経質 臆病 受動的 |
| 保護的 | 受動的 社会性の欠如 |
| 甘やかし | わがまま 反抗的 幼稚 |
| 無視 | (感情を学ばないので)冷酷 攻撃的 気力が出無い 創造力の欠如 |
| 拒否 | 変に目立表現 乱暴な感じ |
| 残酷(DV) | 強情 強い意志を持つ 冷酷 逃避的 分裂病 多重人格 |
必ずしもこれが正解と言う子育ての仕方は在りません。
上記に上げた事は参考程度に知っておいて、臨機応変にその場での対処をお願い致します。
100人いれば100通りの子供や子育ての仕方が在ります。
規制概念に捕われない愛情に溢れた子育てをして欲しいと思います。
このページを御覧になった皆様の子育てに少しでもお役に立てれば幸いです。
2005.2.1 :tomoe