つないだあなたの手が、ナイフだったらよかった
僕のしょうもない夢も現実も全部が嘘で、
すべてがまっさらになくなるのなら、それでもいいと
そう思った。
あなたの変な癖も笑顔も分からなくなるくらい
僕がばかで、悲しみも涙も見逃してしまうくらいばかで
ばかでばかで、あなたを見つけることすらできなかったら
僕は一体この世界のどこであなたを見つければよかったのだろう
足の爪と首と顎とひとみと耳と、腕も、声も
すべてがひかりだった
すべてがくるしかった
なくならない、ほんとうだった